【清水寺】5月の見どころ・季節によって変化する姿とイベント情報

清水寺

清水寺・5月の見どころはなんといっても青々とした楓が美しい、生命力に満ちた新緑の青もみじではないでしょうか?

清水寺といえば桜と紅葉が有名ですが、季節によって見せる姿が変化する清水寺の魅力をお伝えしていきたいと思います。

また清水寺のイベント・清水寺周辺でのイベントが盛りだくさん。

清水寺の5月の見どころと併せて新緑の季節・周辺の観光スポットを紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 新緑輝く、青もみじの美しさ。
  • 季節ごとの変わりゆく清水寺の魅力。
  • 周辺イベントとともに訪れる価値あり。

【清水寺】5月の見どころ|季節によって見せる姿が変化

春の清水寺

清水寺の春は桜の季節。

いたるところに桜が植えられていて、春の風物詩になっています。

夜にはライトアップが行われ、美しい本堂とピンク色の桜を同時に楽しめるのはこの季節だけです。

※幻想的な姿は圧巻としか言えないくらい美しいですよね。

夏の清水寺

清水寺の夏は緑の季節。

紅葉の名所は青もみじが美しく、檜皮屋根と緑色の木々の色合いがとても良くあっています。

最もスタンダードな清水寺が拝めますので、その歴史や文化を楽しみたい人にはお勧めです。

春や秋に比べると人は落ち着いていますが、それでも混雑します。また京都は盆地なので蒸し暑くなりやすいです。

こまめな休憩と水分補給をしてください。

秋の清水寺

清水寺の秋は紅葉の季節

周りの池の水面に映る紅葉がとても美しいです。

夜にはライトアップが行われ、幻想的な世界へと導いてくれます。

清水寺に限らず京都といえば紅葉が有名です。

行列ができるほど大変混雑します。

怪我をしないように時間に余裕を持って鑑賞してください。

冬の清水寺

清水寺の冬は充電の季節

木々からは葉っぱが消え、また色づく季節への準備期間になります。

時折降る雪の日の訪れることができれば、屋根に積もった独創的な景色が見られたら最高ですね。

雪が積もる清水寺は最も落ち着いた季節で、比較的混雑も少ないので違った清水寺を楽しめます。

 

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【清水寺】5月の見どころ|作品展

開催期間:例年5月初旬

開催場所:世界文化遺産 音羽山 清水寺 重要文化財「経堂」

展示内容

  • 京都伝統工芸大学校 ・修了制作選抜作品(仏像彫刻、陶芸、金属工芸など)
  • 日本画家・山本太郎氏と京都美術工芸大学の学生がコラボレーション制作した作品

国宝

本堂清水の舞台2008年「出世大黒」平成の大修復の大役を京都伝統工芸大学校・漆工芸専攻がいただき、約8ヶ月をかけ修復。清水寺の意向により開眼法要の5月6日を「大黒天の日」と定め、その記念として学生作品展を毎年開催するようになりました。

経堂

京都伝統工芸大学校生の卒業・修了制作作品が展示されます。

展示作品の特徴

  • 学生たちの個性や創造性が存分に発揮された作品
  • 伝統工芸の技法を活かした作品
  • 独創的なアイデアに基づいた作品

毎年、学生たちの力作が揃う卒業・修了制作展は、京都の伝統工芸に触れる絶好の機会です。

ぜひ足を運んで、未来を担う若き工芸家たちの作品をご覧ください。

京都伝統工芸大学校は経済産業省の要請を受け、京都府、伝統工芸産業界と共に伝統工芸の後継者を育成することを目的に設立された日本で唯一の学校です。

継承する人たちがたくさん育ってくれたらいいですね。

大日堂

京都伝統工芸大学校生が制作した「大日如来坐像」が安置されています。

東日本大震災により、名勝「陸前高田松原」がら津波で流出し、戻りついた松で「大日如来坐像」を京都伝統工芸大学校・仏像刻専攻が制作しました。

被災地の方々・来日中のブータン国王夫妻をはじめ多くの方々に制作中の仏像に「鎮魂のひとノミ」を入れていただき、2012年5月1日、清水寺塔頭真福寺の「大日堂」に安置されました。

この「大日如来坐像」には、被災された方々が元気な日々を送れますようにとの祈りが込められているのですね。

【清水寺】5月の見どころ|特別拝観

開山忌

清水寺開山忌は大本願・坂上田村麻呂の命日に開山・延鎮上人・賢心と坂上田村麻呂の違徳を偲びます。

ちなみに開山堂(田村堂)には清水寺の創建に関わる延鎮上人坐像・坂上田村麻呂の坐像が安置されています。

日程時間(要確認)ですが、例年は5月23日に行われますがあくまでも参考情報となりますので、主催者に確認してください。

【清水寺】5月の見どころ|周辺の特別拝観情報

両祖大師誕生会|青葉まつり

総本山智積院では、真言宗の宗祖・弘法大使空海と中興の祖・興教大師覚鑁の両大師の誕生を祝う「両祖大師誕生会」が執り行われます。

緑の美しい季節に行われることから、一般には青葉まつりと呼ばれます。

開催期間:例年6月15日
慶祝法要:9時45分から
開催場所:京都市・総本山智積院

当日の様子

  • 華やかな練り行列が行われます。
  • 弘法大師空海と興教大師覚鑁のご生誕をお祝いする慶祝法要が厳修されます。
  • 迫力満点の柴燈護摩供養が行われます。
  • 手づくり市「まんだら市」では、地元の特産品や工芸品などが販売されます。
  • 普段非公開の諸堂を巡ることができます。
  • 青葉まつりは例年多くの参拝者が訪れるため、混雑が予想されます。早めの時間帯にご来場されることをおすすめします。

「両祖大師誕生会(青葉まつり)」は、真言宗の重要な行事であると同時に、京都の初夏の風物詩としても親しまれています。

ぜひ、緑あふれる智積院で、弘法大師空海と興教大師覚鑁のご生誕をお祝いください。

東風時塔頭・即宗院

島津家の菩提寺で、法然上人および西郷隆盛のゆかりの寺として知られる即宗院で、春の特別拝観が行われます。

室町時代に藤原兼実公が造営した「月輪殿」あとの庭園や、西郷隆盛による「東征戦亡之碑」などが拝観できます。

開催期間:例年4月下旬から5月上旬
開催時間:9時〜16時
開催場所:東福寺塔頭・即宗院
拝観料 :大人300円

明治維新にかけて、島津家と島津斉彬に取り立てられた西郷隆盛。歴史好きの方は必見です。

この機会に、ぜひ即宗院を訪れて、日本の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

東風時塔頭・天徳院

四季折々の花の寺として有名な天徳院で、例年6月に桔梗の花が見ごろを迎えます。

開花時期に併せて「桔梗を愛でる特別拝観」が行われ、桃山時代作庭の枯山水庭園一面を覆う苔と、凛と咲く桔梗の花の青や白の美しいコントラストは絶妙です。

抹茶と菓子の提供や、特別拝観限定御朱印の授与もあります。

開催期間:6月中旬~下旬
開催時間:9時〜16時30分
開催場所:東福寺塔頭・天徳院
拝観料 :一般500円・小中学生300円・未就学児無料

葵祭(路頭の儀)

葵祭(路頭の儀)は、毎年5月15日に行われます。

開催時間
御神輿渡御: 10:30~
路頭の儀: 13:00~

開催場所
御神輿渡御: 下鴨神社~河原町~上賀茂神社
路頭の儀: 下鴨神社~烏丸通~河原町~御池通~上賀茂神社

アクセス
下鴨神社: 京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩約15分
上賀茂神社: 市バス「上賀茂神社前」下車、徒歩約5分

葵祭は約1500年前に始まった京都の伝統行事で、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭として知られています。

元々は五穀豊穣を祈る祭りとしてスタートしましたが、現在では都の平和を願うお祭りとしても広く親しまれています。

葵祭の見どころの一つは、平安時代の装束を身にまとった総勢500名を超える行列参加者が京都の街を練り歩く華やかな行列です。

   

特に、葵の葉で飾られた牛車は見逃せないシーンとされています。

この祭りは単なる伝統行事ではなく、日本の歴史と文化を伝える貴重な機会であり、京都の街の活力を象徴する存在です。

葵祭を訪れることで、日本の歴史と文化、そして京都の魅力を深く感じることができます

 

【清水寺】5月見どころ|周辺観光スポット5選

東福寺/東山区

東福寺は紅葉の名所のひとつでもあり、また紅葉の名所は青もみじが美しく、この青もみじを目当てに観光客が増えています。

東福寺の青もみじは、境内が緑一色となり迫力満点です。

紅葉の時期にはゆっくりと歩けない通天橋も思う存分堪能できます。

広い境内のどこを歩いても緑に包まれ、マイナスイオンもたっぷり感じることができ、日常の生活から離れて素敵な時間を!

貴船神社/左京区

貴船神社があるのは山ということもあり、桜が散り夏が過ぎるまで青々とした木々の緑に覆われます。

周辺にはほとんど神社とお宿しかなく、特に行事もないので、静かに新緑を楽しみたい方にはおすすめです。

普段パソコンなどで目がお疲れの方、目のビタミン剤として緑の景色を見てみてはいかがでしょう。

きっとリフレッシュできると思います!

糺の森/左京区

糺の森は下鴨神社へ向かう道の原生林で、ここを含む全体が世界遺産に登録されています。

また5月は葵祭の開催場所でもあります。

糺の森のおすすめの見方は、朝一番に見ることです。

朝日を浴びて葉が透き通り、綺麗な緑のグラデーションを作ってくれます。

朝の爽やかな空気が一層神聖な空気となって漂い、活力を与えてくれること間違いなしです!

蹴上げインクライン/左京区

蹴上げインクラインは桜の名所として大人気な場所です。

廃線になった線路が印象的でノスタルジックなスポットですが、実は桜が散った後の5月も見ごろなのです。

線路の両脇の木々が綺麗な緑色の葉を生い茂らせる様子は、生命の息吹を感じます。

桜が見頃の時期に比べ、観光客が少なくなるのもポイントの一つ。

タイミングが良ければ線路に自分以外誰もいないなんてこともあります。

寂しげな廃路線の写真が撮れるので、写真好きな方にはたまらないスポットになると思います。

瑠璃光院/左京区

   

瑠璃光院は比叡山の麓にあり、市街地からは離れたエリアにあるので、自然の空気にの中でリフレッシュしたい方におすすめです。

例年春の青もみじと秋の紅葉の時期のみ公開される、季節限定のスポット。

春の特別拝観の時期には、新緑に囲まれた瑠璃光院の姿を楽しむことができます。

綺麗な緑に囲まれて穏やかな気持ちになれそうですね!

【清水寺】5月の見どころ|まとめ

清水寺の5月の見どころは、青々とした楓が美しく生命力に満ちた新緑の季節ではないでしょうか?

雄大な景色が楽しめまるところではないでしょうか?

また清水寺では作品展・特別拝観など、清水寺周辺では、色々なイベントが催されます。

清水寺を参拝された後、他のスポットにも足を伸ばして見てください。

秋の景色と一味違う景色を堪能していただける事と思います。

今回は清水寺・5月の見どころと周辺のイベント情報について紹介しました。

この記事のまとめ

  • 新緑の季節に清水寺を訪れると、青々とした楓が目を引く。
  • 清水寺は桜と紅葉が有名だが、季節ごとに異なる風情が楽しめる。
  • 新緑の時期には、清水寺周辺で多彩なイベントが開催される。
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